名前: 片桐 香苗
    (かたぎり かなえ)



タイプ: 近距離直接戦闘タイプ

年齢: 未定
身長: 未定
誕生日: 未定  
血液型: 未定

性格: やや古風で影響されやすい
     時代劇好き 真面目

趣味: 時代劇の口上
 テレビや映画などにすぐ影響されちゃう性格。
 最近のお気に入りは、「忠臣蔵」。
 見様見まねの抜刀術を駆使する。





Short Story


T

腰元から素早く剣を抜く仕草。  
見よう見真似とは言え、これはなかなか様になっているのではなかろうか。
「義を以って、悪を断ちます」  
香苗は、抜刀した剣を手に髪を揺らす。  
ぴんと背筋を伸ばし、まるで非道の限りを尽くす悪の敵を目の前にしているかのよう。
「……、ふぅ、今日の練習はここまでです」  
ふっと一息吐きだし、何度か頷く。  
例えば、抜刀の瞬間剣に魔法を乗せたらもっと凄いかもしれない。  
例えば、切り込む際に高速の移動魔法が有効かもしれない。  
しかし、今日の練習はこれでおしまい。香苗は、そんな楽しい事を沢山思い描き、剣を鞘に収めた。




U

〜〜〜〜♪
「……………そう、やっぱりそうなんだ! 今この世に必要なのはコレなんだ!」
夜も深くなろうとしている時、部屋には声があがった。

『どうしてくれるんだよ、お前のせいだからな!』
『何言ってんだ! そっちが悪いんだろ』
教室では激しく口論している男子が2人。
「ストップ、ストップ。どうしたのよ、2人ともそんなに興奮しちゃって。私で良かったら聞くよ?」
香苗の突然な介入に、当の2人は唖然としている。
「お前には関係ないだろ!?」
「関係のあるないじゃないでしょ。今の世の中、義理人情は大切なんだよ?」
1人が突っぱねたが、香苗は意にも介さずさらりと流した。
「さ、何があったか説明して。どちらの言い分もちゃんと聞いてあげるから」

『…………香苗ったら、今度は何に影響されちゃったんだろ』
『えーと、確か昨日やってた時代劇は”近山の銀さん”だったかなぁ』
『あー、だから今日は厄介事に突っ込んでいったりしてる訳だ』
『そうだろうね。まぁ日替わりでテレビに影響されてて面白いからいいんだけど』
『あはは、言えてる〜』
こんな彼女も好かれて(面白がられて)いるようだ。




V

何百年も昔に鍛え上げられた名刀は、それだけで魔術と同様の効果を持つという。手の上でいじりながら、その効果を確かめるかのように、正眼に構えてみせる。それと同時に、刀を持っているのか持たされているのか、そのどちらとも付かない奇妙な感覚が体を走る。  
杖でなく、刀を武器に。  
ローブでなく、制服を身にまとって。  
およそ魔女らしくない見目のまま、香苗は構えた刀を納めた。  

侍でもなく、だからと言ってきちんとした魔女でもなく。  
それ故に、魔女だと胸を張っているためにも、魔女でありたいと思う。



※キャラクターの名前・プロフィール・ストーリー等の設定は
考えて頂いたものです