ブランコに、ふたりで乗ってはいけない。
縄はふたり分の重さには耐えられない。
ブランコの先を見上げたことなんてなかったの。
風船のひもは飛んでいかないように
握るためのものだと知ってたから、
真面目なリオは手を離さなかったのだろう。
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